Cisco 2500 であそぼぉ! @ 入手編 (2002/03/08)

 この入手編は、かなりてきとーに書いてありますので、気晴らし程度に読み飛ばして下さい。
重要な作業をやっているときには読まないでください!

  自社のサーバー管理者でも、Cisco社のルーターについてはみずから設定して運用することは少ない。
Ciscoルーターに関しては、設定やサポートを、Cisco関連会社で行なうのが一般的です。
Ciscoのルーター製品の中でも、もっとも普及しているローエンドのルーター Cisco2503 のケースの中身を、
開いて,理解するのがこのページの目的です。
では、シスコ・ワールドをちょとのぞいてみましょう!

 2001年9月のある日、秋葉原の中古店でルーターの Cisco 2500 シリーズを入手しました。
中古品として買った Cisco 2500 は、リース期限満了か、撤去品のようで、手を加えられた痕跡がない?
うまく生き返らせて解析できれば、「I OSの設定練習機」になるかもしれないぞ ・ ・ ・ ?
 

【 予定目次 】

     ⇒ Cisco 2500 であそぼぉ! @ 入手 編
          Cisco 2500 であそぼぉ! A 基礎知識 編
          Cisco 2500 であそぼぉ! B 分解 編
          Cisco 2500 であそぼぉ! C 解析 編
          Cisco 2500 であそぼぉ! C コマンド 編

み〜っけ♪

 それは、2001年 9月ある日のこと、買物に寄った秋葉原で、偶然発見したのだった。
シスコ・ルーター「Cisco 2500」が、某中古店のレジ正面の箱に、10個ほど無造作に置かれて売っていたのだった。
「おぉ!あるところにはあるんだ〜。」と思ったら、2分後には外観程度の一番いいのをつかんで、レジのお兄さんに質問をしていたのだった。周囲にいた来店客は、ほとんどゴミと思っているらしく手付かず状態みたいだった。
通常 Cisco2500 は、中古品でも「腐っても鯛?」で型番や仕様にもよるが、3万5千〜5万円ぐらいはするのだ。
しかし、こいつは半額の1万4千800円だぞぉ!

 そんなわけで、買ってきました。この時点でわかっているのは次のとうりです。

 ・ 製品型番 : Cisco 2503    1 LAN + 1 BRI (ISDN) + 2Serial
 ・ 電源は、日本仕様で AC100Vで使用できる。
 ・ 19インチ・ラックに収めて使う製品なので、のっぺり平べったくてでかい!
  < 写真のとおりです >
 ・ WAN側のインターフェースは、RJ-45 で、BRI(ISDN)のデジタル回線接続用だ。
 ・ LAN側のインターフェースは、RJ-45 でなくて AUI になっているので、トランシーバーが必要だ。

 

 外観からはわからないが、買ってオシャカでも自分のリスクで買うのが「ジャンク道」のたのしさだ。
秋葉で流行の「玄人試行」じゃなかった「玄人志向」は、PCパーツにドキュメントをつけないで販売しているだけで、「部品の使い方を暗中模索するゲーム」みたいなもんだよ。
わたしには、「玄人志向」製品は、動くのがわかっていてスリルがない。
それもたのしいけど、やっぱり現役だった装置を生き返らせるのはたのしい。
   (フランケンシュタイン博士の実験も、同じ動機だったかもしれないね? 爆)

自作パソコンが流行ってきて「ジャンク品再生は、動くまでがたのしい・・・。」という不毛な趣味にハマる若者が多いのは、困ったものだ! ジャンク屋さんで、わたしの探している掘り出し物がすぐ売れちゃうからいけません。

中古品とジャンク品は違うの?

 買った Cisco2503 は、中古品というよりもジャンク品扱いだったので格安だったのだ。
はっきりとした定義はないが、一般的に「中古品」は、動作を1週間〜1ヶ月間保証していて、不良品だったら返金する場合が多い。一方「ジャンク品」は、購入者の自己責任で保証がなく、「魅力あるゴミ」といった扱いだ。返品は効かない。当然、価格は違ってくる。中古屋さんの技術力と眼力が、価格に付加価値として反映する。
しかし中古屋さんも、手におえない謎の機器や、売れそうもない特殊機器は「ジャンク」として売り、資金の早期回収をするのが普通だ。 今回は、このケースにちがいない!?

 マニアだけでなくサーバー管理者は、日ごろから中古店を巡回している。関心のある機器を観察しているのはその手の人だ。 中古品やジャンク品は、ハードウェアに強い人がおもに買って行くが、彼らはそれをそのまま再生して利用するだけでなく、部品をはずして「スペアー部品」として現役の機器のために、準備しておくということもあるのだ。

 ジャンク品は、製品としての経済価値は償却済みでゼロだが、機能的には使えることが多い。
パーツは、動いてしまえば中古も新品も区別はないのだ! サーバー管理者の「やりくりの知恵」として、覚えておいて下さい。

かき集めた製品情報など

 シスコ・ルーターの中では、2500 シリーズはかなり売れている製品で、小さい事業所などで、本社や支店との(専用線)接続する場合は、こいつをよく使っているのを見かける。
シスコ製品は、概して外観が軍用っぽい感じで、ノーテルなどの「通信インフラ」といった感じとは違う。
Cisco の製品の中では、ローエンド(普及品)で価格も30万円ぐらいで手ごろなのだ。廉価版のロングセラーなのだろう?

 Cisco2500 シリーズのカタログ
  http://www.cisco.com/japanese/warp/public/3/jp/product/catalog/2500/catalog.html   PDF版
  http://www.cisco.com/japanese/warp/public/3/jp/product/catalog/2500/2500.pdf

自宅は、I SDN回線なので、うまく動いたら?、こいつをつないでテスト運用までやってみようか ・ ・ ・ と、考えてます。
ISDN 回線への接続ダメなら、I OS をお勉強するための練習ルーター程度に使ってみます。

言いたい放題 ・・・

 いつもは「CISCO認定資格なんて、転職先の選考で [人事採用担当者フィルター] を通過するためのフラグじゃん ・ ・ ・ 」なんてけなしてました。Ciscoの認定資格って、一度もルーターを使わないうちに3年後に、再度認定を受けなければならないし ・ ・ ・ 。 じっさい、努力と時間を注いで取っても、ルーターを設定できる人ってほとんどいないし、無くたってお仕事がプロの人もたくさんいる。

 Cisco社は、世界のルーターマーケットで 70〜80%ぐらいを占めているらしい?
ネット関連企業の中でも超優良企業で、ネット・バブル崩壊前は、毎年株を2分割しても、株価を一定に保っていたモンスターだった。(つまり、株価が毎年2倍かつ発行量2倍増でも、株価が動かない ・ ・ ・ 。)
それもあって、「シスコ・ネタで稼ぐなら、CCNA取るお金を株式投資した方がいいよ ・ ・ ・ 。」と言っていた。
まあ、同社会長チェンバースさんは、インテル、マイクロソフト、ネットスケープ社・・・以来の時の人となっている。

 ・ ・ ・ だけど、自宅でCisco製品がたのしく使えるとなると、変心ぶりはひどいもので、専門書を探して本屋さんを連日巡回したり、Webで情報を検索しまくったり ・ ・ ・ と、とてもけなしていた本人の行動とは思えないわたしでした。大笑

購入後日談

  買ってから1ヶ月後、秋葉原のネットワーク系製品の中古屋さんを回っていたら、某店 にたくさんのCisco2500 が入荷していて、店員が内部のメモリー基板などを、せっせと差し換えて準備していた。転売する整備中で、中古価格は確定していないが、3〜5万円といってい た。20台以上あったが、すぐに売れて次の週には残り5台で、2週目には完売だった。やっぱり中古でも人気のある機種なのだろう?

 また、2001年末に「某サーバー管理者MLのオフ会」に参加したことがあった。
その席で何人かの管理者が、会社で使っていない「Cisco2500」を使って、自宅でルーティングやフィルタリングの独習をやっていた・・・という話も聞いた。Cisco認定資格を取っても、すぐに実務で使えるわけじゃないし、インターシップ制度もないから、こうやって地道に努力する技術者以外は、ペーバーライセンスとなっていくんでしょうね?
シスコ製品で、ルーター設定を勉強するにしても、I OS というOSに慣れて、自信を持って設定をしたいものです。

いつも、わたしは「Cisco認定試験CCNAなんて使えない資格じゃん!」と言ってけなしていたが、あそび倒して使うために、高いけど「カルトクイズ集」として問題集を買ってみようかとマジに迷った?爆

中古 Cisco 2500 の注意点

 これから中古を買って、Cisco のルーターOS「I OS」のコマンドを自習したい方がいたら?注意点があります。

 @ ATM仕様の Cisco2500 もある

2500シリーズの中には、 非同期端末サーバ機能内蔵アクセスサーバ(ATM)用のCisco 250〜2512がある。
こいつで「どうしても、ATMを設定したい ・ ・ ・ !」という人だけ採用してください。
中古屋さんには、ATMの関連ネットワーク機器も出ますが、買う人が少ないので割安価格になってます。
「安い!」と思ったら、型番を確認してATM用かどうかチェックしましょう!

 

A オプションカードをよく知ろう

Cisco 2500 シリーズは、内部に 「Flash Memory モジュール」と「D-RAM モジュール」のためのスロットがある。
オプション部品として、4MB と 8MB のモジュールを目的に応じて使い分けるようになっている。
それらのモジュールは、中古マーケットでも入手できるが、購入時点でなるべく大きい物を入手しよう!

 

  B IOSのバージョンを確認する

シスコ社のI OSには、製品の型番に対応して、細かくバージョンの対応関係があります。
また、製品の発売当初に搭載されていた I OS のバージョンも、アップグレードされることもあるので、最新版
のバージョンが望ましい。入手する場合は、あらかじめバージョン番号を確認しましょう。
I OSの単体は、部品として購入することも可能で、業務で使うのであれば価値はあると思います。

Cisco I OS のロードマップ
http://www.cisco.com/warp/public/620/roadmap.shtml

 I OSのVer.10.3以前と後とでは一部のコマンドが違うということです。バージョンが古くても、I OSのお勉強が目的なら全く問題ないそうです。

 

 C パスワードがないと使えない?

少なくとも Cisco2500 での I OS のパスワードは、それほど強力ではないが、ないとログインできません。
購入時には、中古店でパスワードを消去してもらうか、教えてもらいましょう。
いちおう、ドキュメントには次のような救済策があるようですが、どうなんでしょうか?

失われたパスワードの回復
http://www.cisco.com/japanese/warp/public/3/jp/service/manual_j/rt/2500/him/chapter05/2500IMMaint.html#30814

D    メ モリーはPC用SIM が使える ?

Cisco2500 も、( 分解編ではっきりわかることだが)内部はルーティング機能をするパソコンそのものなのです。メモリーはこのルーター専用の物を使っていますが、じつはパソコンで使われている72ピンのSIMを採用しています。知っている人は知っている(当たり前だ!)のだが、中古品で使うのなら、わざわざCISCO純正メモリーを買わなくても、ジャンクのSIMが流用できるそうです。また、8MBまでしか認識しないという未確認情報も入手しました。

 

とめ

とりあえず、使えそうな中古 Cisco2503 ルーターを確保しました。
これから、ドキュメントや資料を集めながら、シスコ・ワールドに探検に行ってきます。
 

 



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