BlueQuartz Qube3 をインストール

Updated : 2008/01/18      
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BlueQuartz の管理画面 ミニサイズのBlueQuartz Workgroup Edition
RAID-Box を利用したBlueQuartz サーバー
 Blue Quartz WE の管理画面   コバルト サイズの BlueQuartz  ただいま作成中
 RAID-Box 併用のテスト

 ■ このページ は Blue Quartz Workgroup Edition のインストール手順を説明しています。
 Sun Microsystem 社のサーバーアプライアンスである Sun Cobalt Qube3 と Cobalt RaQ550 の両シリーズは、2003年に販 売終了となり、その後このソフトウェアは オープンソースライセンスで公開されました。現在 この「Cobalt 管理ソフト」 は、Project Blue Quartz ( Cobaltユーザー会のメンバーにより立ち上げられた ) により RedHat 系 Linux への移植が進行中です。
 このページを書いた2004年4月現在の時点では、まだすべての機能の RedHat Linux 9 /FedoraCore 1 への移植は完了していません。
このページでは2004年4月日現在での最新版 BlueQuartz Work Group Edition ( Cobalt Qube3 相当 ) のインストール手順を説明します。わたしは Blue Quartz をLANのファイルサーバーとして利用していますが、使い勝手もよく今後の移植作業がすすむことを期待しています。Linux でファイルサーバー構築をご計画中の方は、運用・管理がやさしい BlueQuartz Work Group Edition をおすすめします。
  ※  このページでは「Windows 用ファイルサーバー」での「クライアントPCの設定方法」については説明していません。
   ※ BlueQuartz の名称について
    Sun Cobalt Qube は、小規模オフィス、SOHO向けのサーバーで、BlueQuartz  Workgroup Edition と命名されました。
   Sun Cobalt RaQ550 は、ISP (プロバイダー)向けのインターネットサーバーで、BlueQuartz Hosting Edition 命名されました。

■ ページのマップ
  1. BlueQuartz について 
  2. サーバーマシンの組み立 て 
  3. Red Hat Linux 9のインストール 
  4. Red Hat Linux 9 の設定  
  5. BlueQuartz のインストール 
  6. Blue Quartz の初期設定 
  7. Blue Quartz のWeb初期設定 
  8. クライア ントの管理  
  9. FAQ  
  10. その他情報   
■  免責条項
自己責任で利用してください!
 このページに書いた手順は、すべての パソコン での BlueQuartz の動作を保証するものではありません。1つの実行事例であり、参考事例として利用してください。
BlueQuartz-WE は、製品版Cobalt Qube からの移植作業中で、現段階では一部の機能だけしか利用できません。ネットワークやインターネットのセキュリティー問題を避けるためにも、 BlueQuartz は閉じた LANの環境だけでテストしてください。
このページに書いた情報の利用は自己責任において行ってください。
この手順によって発生した障害や損害については、一切の責任を負いません。




  BlueQuartz について

 ■  BlueQuartz についての前知識など
● Project Blue Quartz の公式ページ
 オープンソースになった Cobalt の管理ソフトは、「Cobaltユーザー会」のメンバーを中心に継続して行われています。オープンソースになった Sun Cobalt Qube 3 は、その名前の由来をとどめるため Blue Quartz という名前で呼ばれることになりました。Red Hat Linux9 に移植された Blue Quartz のソフトウェアも公開されています。

Blue_Quartz_Logo
   : 
http://open.cobaltqube.org/index-j.html 


● Cobalt Qube のベースは Red Hat Linux 
 Cobalt Qube の管理ソフトは、OSが RedHat Linux  ベースです。またサーバーで使用しているソフトは、Apache、Samba、Netalk、Sendmail、・ ・ ・ などのオープンソース・ソフトウェアです。Cobalt Qube では、それらのサーバーソフトウェアを管理するために CCE ( Cobalt  Config Engine ) というソフトウェアにより管理しています。Qube シリーズも RaQ550 シリーズも、基本的に このCCE によって各サーバーを統合管理しています。
今回オープンソースで公開されたのは、キモ部分である CCEのソフトウェアなのです。

● Cobalt のここがすばらしい!

 Cobalt Qube のすばらしい点は、Lunux やサーバーの知識のない管理者でも、ブラウザーの設定画面からマウス・クリックで設定できる「やさしい使い勝手」になっていることで す。今ではブロードバンドルーターの設定などがブラウザーからできるのが一般的ですが、Cobalt発売当時のSOHO や 事業所のネットワーク・サーバーでもそれができたので画期的な製品でした。 また現在 Linux では Webmin というサーバー設定ツールもありますが、Cobalt とは違って管理者にはLinuxやサーバーのスキルが必須なのです。やはり 「Apple流のコンセプトで仕立て直したサーバー管理システ」ムということが、多くのユーザーに受け入れられたのだと思います。
 ファイルサーバーの Samba を会社や学校のLANでSamba を利用するのならば、本家の SWAT ( Samba の設定インターフェース)よりさらにやさしい BlueQuartz HE をおすすめします。

 ● BlueBlueLinQで自動アップデート
 製品版 Cobalt はサーバーとして運用開始後も、ソフトウェアのアップデートを自動実行することができます。
Sunはユーザーサポートのために更新するソフトウェアをイン ターネット経由で配布するサービスを提供しています。Cobalt サーバーに BlueLinQ というサイトから最新版ソフトウェアがあるかをチェックしダウンロード・インストールする手順を自走実行します。オープンソースになった Blue Quartz でのアップデートサービスはこれから準備される予定です。

● ただいま移植進行中です
 現在、Project BlueQuartz から公開されている BlueQuartz バイナリーキットは、Red Hat Linux 9 用に移植されたパッケージです。
ファイルサーバー機能は安定して利用できることを確認してます。また Hosting Edition のFedora Core1 への移植版の作成も進行中です。実際にインストールして設定してみると、設定画面のところどころに Sun や Cobalt のロゴや商標のままの画面があらわれます。( ロゴマークが一部に表示されないのはバグではありません。置き換え作業中なのです。)
 Project Blue Quartz にはメーリングリストがあり、どなたでも参加することができます。またいっしょに移植やサポートに参加することができます。開発チームやデバック作業でな くても、ユーザーの動作確認やエラー報告、ISO焼き ・ ・ ・ で貢献できます。バグを発見したら、BlueQuartz のML やBugzilla-jp にお知らせください。

BlueQuartz のメーリングリスト : http://open.cobaltqube.org/index-j.html#ml

 

  サーバーマシンの組み立て

 ■  BlueQuartz WE サーバーマシンの要求性能

Blue Quartz のサーバーをインストールして安定した利用するためには、次の要件をチェックしてください。

● ハードウェア
  OS として利用する RedHat Linux9 が、安定して連続運転ができるPC用ハードウェアを 用意します。
  パソコンをサーバー用途で使用する場合のわたし流の注意点をまとめておきま す。
    1. CPUは  個人的には Celeron 400MHz 以上をおすすめします。
    2. メモリーはGUI (グラフィック・デスクトップ) を使用しないが 128MB 以上をおすすめします。
    3. GUIを使用しないため、グラフィックカードはマザー-ボードにオンボードのVGAで十分です。
    4. 電源ユニットは、供給パワーに余裕のある製品を利用する。
    5. マザーボードは、Linux が確実に動作する枯れたPC製品を使用する。
    6. ネットワークカードは今回のバージョンでは1枚あればよい。(製品 Cobalt Qube3 では2個使用。)
    7. PCケースはケース内ファンによる排気、排熱性のよい製品をえらぶ。
    8. マウスは Linux で利用できる一般的な  PS/2 タイプの 3ボタンマウスか、スクロールマウスを使用する。
    9. キーボードは一般的なPS/2 タイプならば、日本語キーボードや英語キーボード等が Linux で利用できます。
  ■ インストールしたテストマシン

今回のテストマシンはつぎのようなパソコンを使いました。

    ・ CPU  : VIA C3 800MHz
    ・ マザーボード  : VIA EPIA C-800
    
  VIA EPIA C-800
VIA-EPIA C800
   マザーボード :
    CPU VIA C3 800MHz をオンボード搭載
チップセット : VIA  PLE133 + VT8231
Memory : SD-RAM 128MB ( PC-133 CL=3 )
VGA : オンボード・チップ搭載。
オンボードネットワークチップ :VIA VT6102
ATA100 IF x 2 / PCI x 1 /FD IF なし
ボードのサイズ: 170 x 170 mm
 EPIA C-800 の dmesg 

・ メモリー : SD-RAM 128MB ( CL=3 /128MB x 1 )
・ ハードディスク : Maxtor 4R120L0, 5400rpm/ATA-100
・ CD-R/RW ドライブ : RICOH  CD-R/RW MP7063A ( インストール時のみ使用)
・ 追加ネットワークカード : DEC  DS21143 10/100baseT/Tx (メーカー不明)
・ ケース : C-138  (  Mini-ITX 用小型ケース ) 
・ キーボード : Hewlett Packard 英語キーボード
・ マウス : ロジクール TrackMan Marble FX ( トラックボール/4 ボタン)
サーバーケースの前面パネル

 サーバーのケースは、マイクロATX タイプの小型ケースで、インジケータは液晶になっている。
 BSCC-MA1 (200W電源つき)
  バリュ−ウェーブ

 
ケースの内部の写真

 ケースの内部の左写真では、VIA の Mini-ITXマザーボードが 17x17cm であるために、かなり余裕があります。
ネットワークカード 1枚をPCI スロットに追加してます。

 << この写真は後日交換します。 >>
   ★ このセクションは Mini−ITM ケースの写真に後日交換する予定です。お待ちください。




  Red Hat Linux 9のインストール 

ハードウェアのセットアップ後 RedHat Linux 9 を「インストールCD-ROM 」からインストールします。

■ インストールのポイント
 

 「インストールウィザードの全画面」と「ポイント」の2つにまとめました。
どちらも同じ操作手順で、初心者は前者を上級者じゃ後者を利用してください。
 このインストール事例でのネットワーク系の設定値は次のとおりです。

 IPア ドレスの設定
 固定 IPアドレス(例: 192.168.0.100 )
 ホスト 名
  localhost
 デフォ ルトゲートウェイ
 ルー ターのIP (例 192.168.0.1 )
 DNS サーバー
 プライ マリ: aaa.bbb.ccc.ddd
 セカンダリ: ddd.eee.fff.ggg
 ファイ アーウォール
 なし


   ● RHL9 インストールウィザードの全画面 を見る

★ pending   工事中です

   ● インストール手順のポイント


  設定画面タイトル
  設定項目およびコメン ト
 1
インス トールの言語を選択 Language Section Japanese ( 日本語 )
 2
キーボー ドの選択 Japanese ( 日本語キーボード以外ならば該当するものを選択。)
 3
マウスの 選択 使用する マウスのタイプを選択 (PS/2 の3ボタンスクロールマウス
 4
インス トールの種類
サーバー
 5
パーティ ションの設定
 Disk Duid を使用して手動パーティション設定( 全容量:12GB)
  パーティションの /home をなるべく多く確保する。
/boot      128MB
/           3000MB
/var       2000MB
swap       520MB
/home    ( 残り全部 )
 6
ブート ローダー
デフォルト設定
 7
ネット ワークの設定
DHCP を使用しない
サーバーに固定IPアドレスを設定する( 例: 192.168.0.100 )
ホスト名 : localhost
デフォルトゲートウェイのIPを設定する ( 例: 192.168.0.1 )
DNSサーバーのIPアドレスを設定する ( 加入ISP のDNSを設定 )
 8
ファイ アーウォール
なし  ( ファイアーウォールを設定する場合必要なポートを開け る,)
 9
追加言語 のサポート
English (USA)を追加する
優先する言語を English に設定する
10
タイム ゾーン/時間
デフォルト設定 ( Asia,Japan )
11
root パスワード
任意のパ スワードを設定 (2回入力する)
12
パッケー ジタイプの選択
次のパッケージの設定を変更する。
  [   ] サーバー設定   (削除
するためチェックをはずす)
  [*] Webサーバー  ( 追加 )

  [*] メールサーバー ( 追加 )
  [*] DNSサーバー   ( 追加 )
  [*] FTPサーバー    ( 追加 )

  □ 個々のパッケージを選択 (S) (「フラット表示」で追加 )
       [v] expect
       [v] tcl
       [v] telnet-server
                     ※ その他に必要なソフトがあればインストールする。
13
インス トールの実行
[OK} をクリックしてインストールを実行する。
14
ブート ディスクの作成
「 ○ 起動ディスクを作りたいです。」を選びディスクを作成する。
15
インス トール終了後再起動
[Enter] キーを押して起動する。




● インストール時の注意点
・ X-Window などGUI 系のソフトは利用しないのでインストールしません。
・ IPアドレスは固定で設定します。
・ 「パッケージタイプの設定」では、必ず上記の「追加パッケージ」をインストールします。
・ 追加パッケージはインストール後でも、CD-ROMから rpmパッケージをインストールできます。
・ 「起動ディスク」は「お守り」だと思って作成しておきましょう!


■  トラブルが起きたら?ハードウェアの認識情報など

インストール終了後、Linux を起動時にエラーメッセージが表示されたら原因をしらべてください。
ただし、Sendmail についてのエラーは無視してください。ハードウェアに関するトラブルも、起動時のメッセージで確認できることがあります。



  RedHat Linux 9 の設定 

インストールした RedHat Linux 9 でマシンを正常に起動できたら、BlueQuartz インストールする前に次の作業をします。
管理者 root でログインして次の作業をします。

■  BlueQuartz インストールの前準備

1、マシン の状態をしらべる
Linux コマンド dmesg 、uname、netstat で設定値をしらべる。[ 事例 ]

2、/home ディレクトリの quota 設定
BlueQuartz ではユーザーごとにHDD容量制限をするので、手動で /home に quota 設定をします。
エディターの vi や ee で次のように設定を追加します。


# cd /etc
# vi fstab

LABEL=/          /             ext3    defaults        1 1
LABEL=/boot      /boot         ext3    defaults        1 2
none             /dev/pts      devpts  gid=5,mode=620  0 0
LABEL=/home      /home         ext3    defaults,usrquota,grpquota 1 2
none             /proc         proc    defaults        0 0
none             /dev/shm      tmpfs   defaults        0 0
LABEL=/var       /var          ext3    defaults        1 2
/dev/hda5        swap          swap    defaults        0 0
/dev/cdrom       /mnt/cdrom    udf,iso9660 noauto,owner,kudzu,ro 0 0


コマンドラインで次の設定をして、quota による容量制限を有効にします。


# cd /home
# touch aquota.user
# chmod 600 aquota.user
# touch aquota.group
# touch 600 aquota.group
# mount -o remount /home

# quotacheck -muvg /home
quotacheck: WARNING - Quotafile /homr.user was probably truncated. Can't save quota settings...
quotacheck: WARNING - Quotafile /homr.group was probably truncated. Can't save quota settings...
    # エラーが出るが無視する。
# ls -la
 <省略>
-rw------  root  root  6144  Jan 17 10:58 aquota.group
-rw------  root  root  6144  Jan 17 10:58 aquota.user
 <省略>
  
aquota.group と aquota.user のファイル容量が0でなければ成功だ。
# quotaon -aug   # quota 設定を有効にする
# mount                     # quota の設定を確認する。
/dev/hda2 on / type ext3 (rw)
none on /proc type proc (rw)
usbdevfs on /proc/bus/usb type usbdevfs (rw)
/dev/hda1 on /boot type ext3 (rw)
none on /dev/pts type devpts (rw,gid=5,mode=620)
/dev/hda6 on /home type ext3 (rw,usrquota,grpquota)   <-- 設定が有効になった!
none on /dev/shm type tmpfs (rw)
/dev/hda3 on /var type ext3 (rw)



3、http サーバーの httpd.conf を設定する
BlueQuartz では http サーバーにApache を利用します。
エディターで設定ファイル httpd.conf を開き ServerName を localhost に設定します。


# vi /etc/httpd/conf/httpd.conf

# ServerName gives the name and port that the server uses to identify itself.
#ServerName new.host.name:80
ServerName localhost  ホスト名を localhost に設定した
 << 以下省略 >>


4、http サーバーを自動起動させる登録をする 
httpd サーバーを Linux の起動時に自動起動する設定します。


# chkconfig --level 345 httpd on
# service httpd start


5、マシン を再起動する 
上記に設定がすべて終了後マシンを再起動させる


# reboot



■  設定のチェック

再起動後に次のチェックをして問題がなければ次のセクションに進んでください。
問題があった場合は、元の設定手順をしらべて解決してください。

1. Linux の起動時に自動的に httpd が起動できる。 
     ( コマンド ps -ax で、httpd が表示される。 )
2、LANにつながったPCのWebブラウザーから httpd サーバーのデフォルトページを見れる。 
     ( 事例 : http://192.168.0.100 )
3、 quota の設定が有効になっている 
     ( コマンド mount で、/home に quota の設定が表示される。)
4、自分のDNSサーバーとインターネットに接続可能になっている。 
     ( コマンド ping でインターネット上のDNSサーバーに打つと返答がある。)
5、ホスト名(コンピューター名) が localhost に設定されている。 
     ( コマンド uname -a で localhost と表示されれる。)



  BlueQuartzのイン ストール 

このセクションでは BlueQuartz のバイナリーキットをダウンロードしてインストールします。
バイナリーキットのインストール前に、必要なソフトウェアのインストールや設定を完了してください。
このセクションの作業は管理者 root でログインして実行します。

■  バイナリーキットのダウンロード

管理者 rootでログインしたら、適当な作業ディレクトリに移動して最新版バイナリーキットをダウンロードします。

 ソースの説明     :http://open.cobaltqube.org/source/index-j.html  
 FTP サーバー  :ftp://bluequartz.org/pub/BlueQuartz/redhat/BlueQuartz-5100WG- 20031117.tar.gz


# cd /usr/local/src
# wget ftp://bluequartz.org/pub/BlueQuartz/redhat/BlueQuartz-5100WG-20031117.tar.gz


■  バイナリーキットのインストール


 重 要
 バイナリーキットのインストールでは、約180個のプログラムを一気にインストールします。
バイナリーキットの新しいソフトウェアがインストールされると同時に、既存のソフトウェアや設定ファイルは上書きされるものもあります。必要なソフトウェ アは必ずインストールを完了させておきます。
 バイナリーキットをインストール後に再起動すると、サーバーの管理者は root から「BlueQuartz の管理者 admin」に権限が移ります。

ダウンロードしたバイナリーキットを解凍してインストールスクリプトを実行します。


# tar zxvf BlueQuartz-5100WG-20031117.tar.gz
# cd BlueQuartz20031103
# ./install.sh



インストール実行中は画面の表示にエラー表示がないかチェックしてください。
     << スクリプト実行結果   >>
インストール終了後に再起動させるとマシンは BlueQuartz になりますが、その前に以下のパスワード再設定をします。

■ 管理者は admin  

 マシンを再起動させるとバイナリーキットの設定が有効になり、マシン自体が BlueQuartz Workgroup Edition になります。
いままでの Linux 環境自体が書き換えられるので、ログインして管理者権限で作業をする場合はadmin で実行します。
BlueQuartz の管理者は、root でなく admin になります。


   BlueQuartz の設定

 BlueQuartz の初期設定ウィザードで基本設定をしたあとは、個々の機能設定や日常的な管理事項を設定します。
LANにつながったパソコンの Webブラウザーから、次のアドレスでログイン画面を表示させログインします。



アドレス    : http://[サーバーのIP]/login
             ( 例 : http://192.168.0.31/login  )
ユーザー  : admin
パスワード: *****

 
● 以下の画面をクリックすると拡大画面を見ることができます。
     ( 拡大画面を連続で見るにはこちらをごらんください。 Flash ありFlash なし  : zphoto を使用
 1、ユーザー admin でログインする
 
 2、左メニューで「ファイルと印刷」をクリッ ク
管理ログイン画面
     
設定項目メニュー画面

 3、「Windows のファイル共有」をクリック

 4、「ゲスト共有」の設定をクリック
Windows ユーザーのためのファイル共有設定

     
ゲスト共有の設定画面

 4b、設定は有効なのでエラーは無視する


エラーは出るが設定は有効になる
    

 現バージョンでは「ゲスト共有」を設定すると「エラー表示」が出るが、設定は有効になります。 ( バグのようです? )
エラーを無視して、次のステップに進みます。

 またBlueQuartz を、シャットダウンか再起動したときは、再度この設定してください。「ゲスト共有設定」が保存されないために、再起動させると再設定が必要 になります。


 5、Telnet アクセスの設定をする


管理者のみtelnetでの接続を許可する
     


●BlueQuartz を遠隔操作でシャットダウンしたい場合は、

 [ネットワーク]
   ↓
 [Telnet]
   ↓
 [アクセス許可] のメニューで、
[管理者のログインのみ許可する]
を選んで [ 保存] をクリックする。

●遠隔操作を使わないでシャットダウンするなら設定しなでください!


 6、アクティブモニターを設定しログアウトす る
 
監視項目を選んでログアウトする
     


 BlueQuartz のサーバーの稼動状況やハードディスクの利用状況をモニターできるので、アクティブモニターを設定すると便利です。

 設定が終了したら、右上「ドアボタン」をクリックして、管理画面から必ずログアウトしてください。

これで設定は終わりです。

 BlueQuartz Workgroup Edition は、オープンソースソフトウェアへの移植中です。
まだ、すべての Cobalt Qube 3 の機能は移植が終わっていないので、一部の機能だけしか利用できません。



  ク ライアントの設定

 今回は 「Windows のゲスト共有」の設定を有効に「てWindowXPの簡易ファイル共有」で動作確認しました(FAQ参照)。
Windows98/Me/2000/XP のクライアントPC側の設定は、「Samba でのWindows クライアント設定」を実施してください。

★ 注意点
 ・ WindowsXP Pro では、「簡易ファイル共有」と「詳細ファイル共有」の2種類のファイル共有がサポートされています。
  WindowsXP Home では、「簡易ファイル共有」のみがサポートされています。

  参照ページ : ホームでの共有
           http: //www.microsoft.com/japan/windowsxp/expertzone/columns/honeycutt/august13.asp

★ メニューの「ゲスト共有」 は利用できません。



  FAQ

BlueQuartz のインストールの手順や設定でヒントになりそうな事項を書いておきます。


 BlueQuartz をインストール後に再起動したらログインできない。

BlueQuartz をインストール後は、システム管理者が admin になります。それまでの root のパスワードは無効になります。
従来の root ユーザーの管理権限は admin に引き継がれるので、管理者権限の必要は設定や作業は、admin でログインして実行してください。インストール後の admin のパスワードは admin ですが、ログインしたらパスワードを変更してください。



  Apache ( httpd ) の設定ファイルはどこにありますか?

Apache の設定ファイルは、 /etc/httpd/conf/httpd.conf です。

Q
  Apache が起動できなくてブラウザーからの設定ができない。

1、Apache の自動起動の設定をコマンド chkconfig --list で、httpd が ON になっているかチェックしてください。
2、httpd.conf に記述まちがいがないかチェックしてください。
3、httpd.conf の ServerName で指定した名前が、/etc/hosts に記述されていないと起動できないことがあります。
     IPアドレスとホスト名の記述がたりないときは追加してください。
Q
  Samba の設定ファイルはどこにありますか?

Samba の設定フィルは、/etc/samba/smb.conf です。

Q
  ブラウザーから「ネットワークの設定」を変更したらインターネットに接続できない。

 この機能の移植作業設定はまだ完了してないようです。
インターネットに接続させるには、/etc/sysconfig/network にゲートウェイの IPアドレスをエディターで追加します。
IPを追加したら再起動してください。

GATEWAY=192.168.0.1
そのほか、ネットワークの設定ファイルを適切に設定してください。


  BlueQuartz を停止させるにはどうする?

 BlueQuartz を停止させるには、サーバーにコンソールから管理者 admin でログインし shutdown コマンドを実行します。
上記の「ブラウザー設定」で、[Telnet 設定を許可する ]  の設定をすると telnet の遠隔操作で停止させることもできます。


localhost  login : admin
Password : *****

Last login: Sun May 16 14:07:41 on tty1
-bash-2.05b$ su
Password : ****
[admin@localhost admin] # /sbin/shutdown -h now

 telnet による BlueQuartz の停止操作手順です。


 telnet でログインするにはどうすればいいの?

 telnet はLAN でつながっているPCからログインして遠隔操作ができる便利な通信手段です。
Windows のパソコンならば、フリーで使える TeraTerm Pro などを利用してください。
「窓の杜」や「Vector」からもダウンロードできて、利用方法は検索すると見つかります。
Telnet は便利ですがパスワードを暗号化せずに送信するので、admin パスワードの管理を厳重にしてください。またLANで使用するハブは、最低限 スイッチング・ハブを利用してください。

Q
  ファイル共有で Blue Quartz のアイコンは見えるがログインパスワードが効きません

 ファイル共有では、Windows98/Me/2000/XP の種類により、各クライアント側での「暗号化方式対応」や「ユーザー設定」が必要です。「ファイル共有のクライアント設定」については、ここのページでは 説明 しません。
BlueQuartz のファイル共有サーバーは、Samba-2.2.7 を利用しています。クライアント設定については、ファイル共有のサーバー「Samba 」を検索するか、「日本Sambaユーザー会」の公式ページを参照してください。

例外として「□ ゲスト共有許可する」を設定することで、 WindowsXP Pro だけは強制的に「簡易ファイル共有」で接続することができます。

Windows2000 Server の稼動しているネットワークで利用する場合は、クライアント側にもさまざまな設定が必要となります。Windows98/Me/XP  などのクライアントだけのLANで利用することをおすすめします。



  Linux に BlueQuartz をインストールする前と後とのちがいは?

 Linux マシンに BlueQuartz をインストールすると、cced ( Cobalt Configuration Engine Daemon ) が起動して BlueQuartz の管理をします。cced はOSの Linux と独立していますが、ユーザー管理、Apache、Samba、・・・ などのサーバーは cced の管理下になりWebから設定できます。ファイル共有で利用する /home ディレクトリも書き換えられて、cced で管理されます。BlueQuartz のソフトウェアは /usr/sausalito 以下のディレクトリにインストールされます。

・ /home 以下のディレクトリ。 
・ /usr/sausalito 以下のディレクトリ。 

※ Sausalito(サウサリート) はサンフランシスコからゴールデンゲート・ブリッジを渡ったところにある湾内に面した美しい街です。




   その他の情報

● BlueQuartz WE で利用するおもな RPM パッケージ 
  • http-2.0.49
  • samba-2.2.7x
  • swatch-x
● BlueQuartz の商用製品もあります 
 Cobalt Qube3/RaQ550 が生産終了になったので、それまでのユーザーで困っている方もたくさんおられることでしょう。またこれからオフィスや学校の実務で サーバーを安心して運用するために、有償サポート版を必要とする方もいるでしょう。オープンソースの Blue Quartz をベースに開発された製品も、次の会社から発売されています。有償サポートが必要な場合はお問い合わせください。オープンソースになってもやはりキュー ブ・ケースや 1U タイプのラック・ケースがうれしいですね。

Turbo Linux
TurboLinux Appliance Server は Blue Quartz を Turbo Linux に移植したアプライアンスです。
http://www.turbolinux.co.jp/products/server/tlas1/
ク ラスキャット
ClassCat Cute はBlue Quartz をベースにしたサーバーアプライアンス製品です。
http://www.classcat.com/news2003/nr_cute.html
・ 安川情 報システム
BlueRack は BlueQuartzベースのサーバーアプライアンス製品 です。
http://www.ysknet.co.jp/product/network/netshakerb/
・ 東芝
オ フィスや小規模事業所で利用できる小型サーバー Magnia です。
http://www3.toshiba.co.jp/dmsn/iaserver/magnia/sg30/index.htm
・ プロサ イド
BlueNetシリーズはTurboLinux Appliance Serverを同社のサーバーアプライアンスです。
http://www.proside.co.jp/bluenet/index.html

・ ゲメッ クス
Turbo Linux のアプライアンス製品を搭載したオリジナルのマイクロサーバーです。
http://www.gemx.co.jp/

 ・ ムービット
http://www.mubit.co.jp/

● 関連記事

・ 「オープンソースのCobalt 管理ツールで作るサーバーアプライアンス」 Software Design 2003年12月号
・ Cobaltサーバーの管理システム「Clue Quartz」登場 前編  Linux Magazine 2004年5月号 ( Hosting Edition )
・ Cobaltサーバーの管理システム「Clue Quartz」登場 後編  Linux Magazine 2004年6月号 ( Hosting Edition )
・ Linux Report「オープンソース化されたCobalt Qube運用管理ソフトの魅力」 日経Linux 2003年9月号

● 関連書籍・資料など

・ 「コバルトユーザー会」の開発ドキュメント 
    http://open.cobaltqube.org/docs/index-j.html
・ Sun Cobalt Qube 3 日本語ハンドブック 
    http://jp.sun.com/products/catalog/pdf/cobalt_handbook.pdf
・ Sun Cobalt Quge 3 Plus の日本語マニュアル
    http: //jp.sun.com/products/servers/serverappliances/technical/pdf/ja/qube3plusmanual.pdf
・ 書籍「NTT ドコモのMM QUBEで構築する超簡単Webサーバ 」 高橋隆雄 著 すばる舎 2000年7月21日発行

■ 謝辞

 生産終了になった Sun 製品 Cobalt Qube 3/ RaQ550 のソフトを、オープンソースとして公開するために社内で尽力された社員の方々に多大な感謝を申し上げます。また、公開ソースをバイナリーキットに移植され ている Project BlueQuartz のエンジニアの皆さんにも感謝しています。オープンソースとしてのこれからの発展に期待しています。


BlueQuartz Logo

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