パナソニック CF-T2
にFreeBSDをインストール
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■ ノートパソコン パナソニック CF-T2 に FreeBSD をインストール
「Panasonic Let's Note CF-T2BW1AXR」 に FreeBSDをインストールして、既存のWindowsXP とデュアルブートで利用できるようにしました。インストールの過程で CF-T2 の内部のしくみもしらべました。■ FreeBSDインストールの概要
CF-T2に、FreeBSDをインストール場合に参考にしてください。CF-T2 の FreeBSD は快適です。
CF-T2 のハードディスク容量 30GByte のうち、既存の WondowsXPの領域をせばめて作成した領域に FreeBSD をインストールして、デュアルブートできるようにしました。
VAIOノートに 以前 FreeBSDをインストールした経験から、次のような手順で作業をしました。
- インストールの計画を立てる
- ハードディスクのパーティション割り当てを変更する
- FreeBSD-5.2 をインストールする。 インストール画面の写真
- インストールしたFreeBSDをしらべました
- WindowsXP と FreeBSD が個別に起動可能なことを確認する
- ブートマネージャーGAGをインストールする
- Tips
- インストールメモ
インストールの計画を立てる
FreeBSDを CF−T2にインストールして、WindowsXP と共存させながらブートマネージャーで、2つのOSを選択して利用できるように検討しました。使いなれたFreeBSDをインストールできれば、CF- T2に Red Hat Linuxz 9 をインストールするために有益な情報が得られると考えたからです。つぎのような方法でインストールすることにしました。
インストール先がノートPCなので、デスクトップPCよりも制約があり、さらにパナソニックの公式サポートを受けられるように ・ ・ ・ という条件を満たすことを優先しました。また、FreeBSD をHDDの外周側にインストールするのは、筆者が後日のチューニングをやりやすくするためのものです。ご自分の目的に合わせて自由に設定を変えてくださ い。
- FreeBSD をインストールするHDD領域は、外周側の 7.8GByte の領域に変更する。
- FreeBSDのHDD領域のパーティション割当ては、/ と swap の2つの領域だけとする。
- ディスクの起動OSを切り替えるブートマネージャーは、FreeBSD に付属の Boot-easy を入れずに GAG を利用する。
ハードディスクのパーティション割り当てを変 更する
前のページでは、FreeBSD の HDDインストール領域として、内周側に 10GByte を確保しましたが、方針をかえて外周側に 7.8GByte にパーティションを作りインストールすることにしました。
ここでは PowerQuest 社の パーティションマジック Ver.7.0 日本語版を利用しました。(ネットジャパンが日本代理店)
ハードディスクのパーティションを操作するユーティリティーはいくつかありますが、手持ちで使い慣れたパーティションマジックを利用しました。(パーティ ションマジックは、WindowsXP 対応のバージョン7以降が必要です。)
※ この画面は 後述する FreeBSDインストール後に取得した Partition Magic の画像です。
FreeBSD-5.2 をインストールする
● FreeBSD のインストールには、次の外付け機器を利用しました
※ FreeBSDをネットワークインストールする場合は、最初にインストーラーだけ起動できればインストールできます。
- USB 外付け CD-R/RW ドライブ ( Panasonic KXL-RW40AV )
- USB 外付け フロッピーディスクドライブ ( IBM USB Portable Diskette Drive : Think Pad用 )
●インストールの手順は、デスクトップPCにインストールする場合とほとんど同じ です
約2年前までは、FreeBSDではノート専用インストーラーとしてPAOとい う イン ストーラーがありましたが、現在ではデスクトップ用インストーラーに含まれ ています。デスクトップPCとインストール手順自体は同じなので、ここではCF-T2でのポイントだけを書いておきます。
● インストールのポイントです
- BIOS 設定で、起動デバイスの起動順を [1.FDD] [ 2.CD-ROM ] [ 3.HDD ] の順に設定する。
- インストール用CD-ROM は、FreeBSD の公式サイトからダウンロードするか雑誌の付録※1 を利用する。
- CD-ROMが起動後は認識されなかったので、インターネット経由のネットワークインストール※2 を利用しました。
- ハードディスクの領域は、swap 領域として内臓RAM の2倍の容量を確保し、残りは全部 / の領域に設定する。
- ブートマネージャーは今回はインストールしない。※3(ブー トマネージャーはあとでGAGをインストールする。)
- インストールメディアの選択では、CD-ROMではなく FTPを選ぶ。
- ノートPCのIPアドレスを設定する。(ルーターモデムを利用している場合は DHCP を選ぶと簡単です。)
- 起動用フロッピーを作成する。
※1 月刊誌「UNIX User」 2004年3月号 付録 DVD-ROM/CD-ROM の2枚を利用しました。
※2 ネットワークインストールを利用する場合は、「インストール用起動ディスク」だけあればインストールできます。
※3 WindowsXPとFreeBSD を通常のデュアルブートで使う場合は、ブートマネージャーをインストールしてください。
● インストール後に集めたFreeBSD-5.2 の認識データ
dmesg、df、mount コマンドの実行結果、GENERIC ファイル など Updated : 2004/05/04
- ハードウェアの認識情報 dmesg
- ネットワークインターフェースのステータスです。 ifconfig
- カーネルの再構築は問題なく実行・起動できました。 Kernel の GENERIC ファイル
- デフォルトで ACPI が使用できて、'shutdown -p now' のコマンドで電源をOFFにできます♪
- 無線LANインターフェースの動作確認はしませんでした。
- X-Window のインストールと設定はしませんでした。(VGAチップは未サポート?)
● FreeBSD-5.2 で認識されたハードウェアデバイス
CPU
Intel(R) Pentium(R) M processor 900MHz (598.50-MHz 686-class CPU)
SVGAチップ
Intel 8285xM (85xGM GMCH) SVGA controller
ハードディスク
TOSHIBA MK4020GLS
ネットワークチップ
RealTek 8139 10/100BaseTX
USB チップ
Intel 82801DB (ICH4) USB controller USB-A
WindowsXP と FreeBSD が個別に起動可能なことを確認する
FreeBSD のインストール後の段階では、ハードディスクにはブートマネージャーをインストールしていないので、WindowsXPだけしか起動できません。作成した 「起動用フロッピー」から FreeBSD が起動できれば、ここまでのインストール作業は成功です。
● WindowsXPを起動して、パーティションマジックを起動してしらべたディスク領域の情報です。
上記の状況では、WindowsXPが通常どうりに使えます。
ブートマネージャーGAGをインストールする
これまでの手順で FreeBSDのインストールが終了しましたが、ブートマネージャーをインストールしていないためにWindowsXPだけしかハードディスクからは起動 できない状態です。そこで、このセクションでは GAG (ギャグと読むらしい?) というブートマネージャーをインストールします。
ブートマネージャーに FreeBSD付属の BootEasy を利用せずGAGを使用した理由は、あとで Linux をインストールする時にマスターブートレコードを簡単に書換えができるためです。フリーでほかにいいソフトウェアがあれば教えてください。
● GAG は、OSに依存しないブートマネージャーです。
GPLライセンスで配布されているソフトウェアです。
GAGの作者はスペイン人のSergio Costas Rodriguez (RASTER SOFTWARE VIGO) さんで、原語はスペイン語です。
Tips
● USBフラッシュメモリーをマウントして使おう
USBフラッシュメモリーは、FreeBSD からは SCSI デバイス /dev/da0 として認識されます。
Free-BSD-5.2 が起動中の CF−T2で、写真・左 のようにUSBコネクターに差すと,液晶ディスプレー画面に、認識したUSBメモリーの情報が表示されます。
認識された USBメモリーを利用するためには、マウントポイントを作成してマウントすることが必要です。
写真のUSBフラッシュメモリー
: Xmind XM-ST16 ( 16MByte:USB.1.0 )
利用するためには、root 権限でマウントコマンド mount_msdosfs でマウントします。
アンマウントは、通常どうりに umount コマンドでできます。
● WindowsXP のハードウェア領域をマウントする
< USBフラッシュメモリーをノート本体に差した >
umass0: Hagiwara Sys-Com product 0x000e, rev 1.10/1.00, addr 2
GEOM: create disk da0 dp=0xc2ca6850
da0 at umass-sim0 bus 0 target 0 lun 0
da0: <HAGIWARA USB Flash Disk 1.00> Removable Direct Access SCSI-2 device
da0: 1.000MB/s transfers
da0: 15MB (32000 512 byte sectors: 64H 32S/T 15C)
[root@zerohalli]# mount_msdosfs /dev/da0s1 /mnt/usbfm
[root@zerohalli]# mount
/dev/ad0s2a on / (ufs, local)
devfs on /dev (devfs, local)
/dev/da0s1 on /mnt/usbfm (msdosfs, local) # USBフラッシュメモリーをマウント
[root@zerohalli]#
< USBフラッシュメモリーをアンマウントする >
[root@zerohalli]# umount /mnt/usbfm
< USBフラッシュメモリーをノートからはずす >
USBフラッシュメモリーをはずす場合は、はずす前にアンマウントを実行します。
ハードディスクの WindowsXP の領域を、FreeBSD領域に作成したマウントポイント /mnt/WINDOWS_XP にマウントする。
[root@zerohalli]# mkdir /mnt/WINDOWS_XP
[root@zerohalli]# mount -t ntfs /dev/ad0s1 /mnt/WINDOWS_XP
[root@zerohalli]# mount
/dev/ad0s2a on / (ufs, local)
devfs on /dev (devfs, local)
/dev/da0s1 on /mnt/usbfm (msdosfs, local)
/dev/ad0s1 on /mnt/WINDOWS_XP (ntfs, local) # WindowsXP 領域をマウント
[root@zerohalli]#
USBメモ リーと同様に、使用後はアンマウントして終了させます。
※ ハードディスク上の WindowsXP 領域をマウントして利用する場合は十分に気をつけてください!!
インストールメモ
- FreeBSD のノートPCへのインストールの手順は、基本的にデスクトップPCと同じです。
- USB外付けフロッピードライブは、この時点では起動用として利用しました。
- ネットワークインストールでは、FTPサーバーに接続するまでに時間がかかるので辛抱強く待つこと。
- 商用の Xーサーバーである Accelerated-X のデモ版をしらべたが、まだFreeBSD-4.5 までしか対応していません。
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