■ このページでは Google 検索付きファイルサーバーの作り方を説明します
このページでは、インターネット検索サイト Google が無料配布するソフトウェア Google Desktop
Search ( 以降 GDS と呼ぶ )を利用した Google 検索付きファイルサーバー
の作り方を説明します。Google Desktop Search
をパソコンにインストールすると、それまでにインターネット検索したサイトを見るたびに蓄積されたキャッシュ情報や、パソコン内に保存してある各種ドキュ
メントについてキーワード検索出来るようになります。ちょうど自分のパソコン内のデータについて Google
検索ができるようになるわけです。しかし、LAN
につながった別のPCからは検索することはできません。
某管理者MLの話題提供で「GDSはデフォルトではループバックアドレス 127.0.0.1 だけ bind
しているので、プロキシサーバーで中継すれば、LANに接続したPCからも検索できる・・・。」ということを知りました。プロキシサーバーは、
Apache+
mod_proxy で成功事例があるそうですが、ここではプロキシサーバー delegate (デリゲート)を利用する方法を紹介します。
自宅のファイルサーバーにこの「グーグル検索機
能」を付、ファイルサーバーに保存されている膨大なドキュメントも瞬時にキーワード検索できてたいへん便利です♪
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重要なお知らせ
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新版の Google Desktop Serach では利用できません
当ページを読まれた方からお知らせ頂き、以下の手順を最新版 Google Desktop Serch
にて再度実行しましたが動作しませんでした。このページを作成した 2004年当時のベータ版では動作しました。しかしその後、Google
Desktop Search のバージョンアップにともない、Delegate を使ったリモートアクセスがブロックされます。Google
社はデスクトップ検索だけに限定して、セキュリティーを重視した仕様に変更したものと解釈しています。
このページをお読みいただいた皆様にはたいへん恐縮ですが、以下の手順ではリモートからのキーワード検索はできません。
しかし、高性能プロキシサーバー Delegate とその応用方法を知っていただくために、本ページはそのまま掲載いたします。
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■ 免責条項
Google Desktop Search は Google
社が個人向けに無償で提供している検索ソフトウェアです。Google Desktop Search についての一切の著作権等の権利は
Google 社にあります。このページを書いたwhzat と
Google社は関係がなく、記事は同社サポート外の使用方法です。この記事の内容を利用される場合は Google
社の使用承諾条項にしたがって、自己責任でご使用ください。
Google Desktop Searche を無償で提供されている Google
社には、この記事についての問い合わせや質問は遠慮されるようお願いいたします。
プロキシサーバー Delegate は旧・電総研の佐藤豊 氏の開発したソフトウェアです。
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※ Google Desktop
Search は現在ベータ版が配布されています。
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このページのメニュー
- Google
検索付きファイルサーバーのしくみ
- ファイルサーバーを作成す
る
- Google
Desktop Search のインストールと設定
- Delegate
のインストール
- ファイルサー
バーでキーワード検索
- 管理とメンテ
ナンス
- おぼえがき
Google Desktop Search は、インターネット検索サイト
Google 社の高性能検索技術を使った検索ソフトウェアです。
現在配布されているGDS はベータ版です。
デフォルトの GDSでは、インストールしたPCのループバックアドレス ( 127.0.0.1 )
にバインドしてあるので、他のPCからのアクセスはできません。そこで、プロキシサーバー Delagete の
tcplerayオプションを利用して起動し、PCのIPアドレス 192.168.0.200 へのアクセスを 127.0.0.1
へ転送して、外部ネットワークからの利用を可能にしました。このプロキシ転送は Apache + mod_proxy
でもできるそうですが、Delegate ならば起動時にコマンドオプションを付けるだけで簡単に利用できます。
今回プロトコル転送に利用するプロキシサーバー Delagete ( 代理人という意味らしい? )
は、旧・通産省電子総合研究所(現在は独立行政
法人 産業技術総合研究所)の佐藤豊
氏の開発した高機能プロキシサーバー・ソフトウェアで、GPLライセンスにしたがいオープンソース・ソフトウェアとした配布されています。
ここではファイルサーバーといっても、通常のWindows「共有フォルダー」
をファイ
ルサーバーとして利用するだけです。
サーバーとして利用するWindows2000/XP
のPCに、「共有フォルダー」を作成し、クライアントのPCからそのフォルダーにファイルの「書き込み」、「読み出し」、「削除」ができれば完成です。
@ GDS を利用するためのマシンの要件
- Windows XP またはService Pack 3 が施された Windows 2000
- 400MHz 以上の Pentiumプロセッサ
- 128MB 以上のRAM
A テストしたPC
ファ
イルサーバー ( Google Desktop Search + Delagete )
IP アドレス : 192.168.0.200
共有フォルダー : C:\pub
WindowsXP/Pro SP2 (デスクトップ画面は WindowsXP スタイル)
クライアント
IP アドレス : 192.168.0.4
WindowsXP/Pro SP2 (デスクトップ画面は Windows クラシック スタイル)
|
B ファイルサーバーのマシンでの設定
- 使用するLANで1つの「共有ワークグループ名」を決めて、接続するPCに設定する。
- サーバーの共有フォルダーは、HDD上で C:\share のようにルートディレクトリ直下に作成する。
- ファイルサーバーPC側からは、クライアントPCの共有フォルダーがアクセスできないように設定する。
- すべてのクライアントPCから、サーバーの「共有フォルダー」にファイルの書き込み、読み出し、削除ができるよう設定する。
GDSはWindowsの「ファイル共有」だけでなく、「ネットワークドライ
ブ」や「ネッ
トワークプレース」も検索対象するので、「共有フォルダー」以外の共有設定しないことで検索領域を限定します。
|
Google
Desktop Search のインストールと設定 |
1、インストールする
Google の英語サイトからダウンロードしてインストールします。
設定後は上記の設定が有効になっているかテストしてください。
1、
高機能プロキシサーバー Delegate の
Windows 版 を配布元の公式サイトから入手する
2、Delegate を起動する
Delegate は、DOSプロンプトからプログラムを実行して起動し
ます。
起動時に「Delagete の管理者のメールアドレス」と「サービスとして実行するか? Y/N」をたずねられるので用意をしてください。
@
ダウンロードした delegate
のファイルを適当な解凍ツールで解凍する
解凍されたフォルダーはデスクトップの c:\delegate
として説明します。
A
DOSプロンプト(DOS窓)を開き、解凍したフォルダー
以下にあるフォルダーに移動する
B Delagate
のプログラム dg8_10_1.exe
を実行してインストールする
実行コマンド :
dg8_10_1.exe -p80
SERVER=tcprelay://127.0.0.1:4664/
( このコマンドで Delegate
は、ホストIPアドレスの80番ポートあてのパケットを 127.0.0.1
の 4664番ポートへ転送します。 )

※ Delegate を起動後、タスクマネージャーで起動していることを確認してください。
Delagete はサービスとして起動させると、以降はサーバーの起動時に自動的に起動します。
上記の作業でファイルサーバー
側の設定作業は終了しました。
起動したDelagate がオプションどおり
IPアドレスとポート番号の変換をすれば、他のPCから Google デスクトップ検索ができるはずです。次のセクションでは実際に
delagate
が動作するかしらべます。
【
Delegate のドキュメント 】
プロキシ サーバー delegate
のドキュメントは、解凍したディレクトリの doc に用意されています。
マニュアルは英語ですがチュートリアルは日本語です。一般
的なコマンドオプションはチュートリアルを読めば使えます。
このセクションではLANにつながったクライアントPCでの作業をします。
具体的なクライアントPCでの作業は、サーバーの GDSの検索ページを開いて検索できるが確認するだけです。
@
クライアントPCのインターネットエクスプレスで、ファイルサーバーの GDSをアクセスする
URL :
http://192.168.0.200/&s=2655924089
A
キーワード検索をテストする
ここではサーバー側の共有フォルダー C:\pub
に保存されたファイルを正しくキーワード検索できるか確認します。
検索するキーワード : apache

キーワード apache で検索した結果の表示画面です。
キーワード検索の結果、画面に表示された項目が適切であるか調べてみましょう。
検索結果として表示されたファイルが、すべてファイルサーバーの共有フォルダー内に保存されたファイルであれば検索範囲の設定は正しく設定されています。
今後パソコンを2台以上利用できる個人宅では、家庭内LANを利用してファイル
サーバーを利用する方が多くなることでしょう。低価格になった大容量ハードディスクを古いPCに追加して書庫を作り、蓄積した大量のファイルから目的のド
キュメントをググッって抽出で来るのはたいへん便利です。ただし、必要十分なセキュリティー対策も忘れないでください。
ウィ
ルス対策
ファイルサーバーのセキュリティー対策では、まず最初にウィルス対策をします。
商用ウィルス対策ソフト(ノートンアンチウィルス、ウィルスバスター、マカフィー、AVG) などを利用して安全に運用しましょう。
ア
クセスコントロール
ファイルサーバーは、ファイアーウォールなどで安全対策をしてください。
GDS
のアップデート
GDSは公開されたばかりのベータ版で、今後のバージョンアップを期待しています。まだGDSの画面表示は英語ですが、今後は多言語対応にな
ることを祈っています。アップデートのアナウンスがあった場合は、アップデートの要件をよく読んで問題なければ適応してください。個人の責任において利用
すること
になるのでよく読んでください。
Google の高性能検索技術と、Delegate
の TCPRelay 機能を連携させて実現したファイルサーバーはとても便利です。
わたしはまだこのサーバーを作成してテスト使用中ですが、いくつかわかったことなど書いておきます。
- ファイルサーバーにファイルを転送すると、そのファイルのキーワードはすぐにインデックスに追加されます。
- 上記の理由で、サーバーには大容量のHDDを使用してもサクっとキーワード検索結果が得られそうです。
- 検索結果の表示順位については、どんな重み付けがなされているか今後しらべてみます。
- GDSをインストールすると常駐して稼動するので、マシンがこころもち重くなる気がする。
「検索付きファイルサーバー」は、今までにも「なまずサンバ」、「かばやきサン
バ」などを使ってきましたが、Google Desktop Search を使うと簡単に構築できます。Namazu
はGDSに比べると設定が煩雑ですが、特定の単語や辞書をカスタマイズしたり、他のソフトと連携できるなどのメリットがあります。個人のパソコンで使用す
るならGDSが一番簡単に使えます。
謝
辞
高性能検索ソフトウェアを公開してくださった Google
社および、Delegate
を開発し公開してくださった佐藤豊さんに感謝します。多くの方にその恩恵がありますように、ユーザーの1人としてお礼申し上げます。
2004/11/01 by whzat
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