La!cooda WIZ のインストール
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■ グループウェア La!cooda WIZ のインストール手順を説明しています
La!cooda WIZ (らくーだウィズ) は無償で,利用できる 高 性能グループウェアです。インストールが簡単です。■ メニュー
LANに接続したパソコンのブラウザーから、会社部署、学校、オフィスでの予定管理、スケジュール管理、施設管理、情報共有 ・ ・ ・ などが簡単にできて便利です。
このページでは La!cooda WIZ を Linux ( FedoraCore2 ) へインストールする手順を説明しています。
利用方法については書いていませんので、ヘルプ画面、公式サイトのFAQ、ファンクラブ ・ ・ ・ などをご覧ください。
補足情報 : IBM/ThinkPad X22 上の Fedora Core 4 にて La!cooda WIZ を問題なくインストールできました。2006/04/05
La!cooda WIZ ってなに?
グループウェアは、会社、学校、オフィスなどのLAN環境で、スタッフの情報共 有やコミュニケーションをするためのソフトウェアです。小さなオフィスでは、スタッフ全員が予定表・掲示板の記入・確認 ・ ・ ・ などは直接会話のコミュニケー ションでできます。しかし、時間帯シフト制のオフィスや、スタッフが広いオフィスに分散している場合は、新しい情報の伝達や、ひんぱんに変更される予定表 告知が通常の掲示板では限界があります。
グループウェアは、こういったオフィスでのスタッフ間の情報共有やコミュニケーションを、1つのサーバーで一元的に管理するために便利なソフトウェアで す。
現在、LAN利用できる商用グループウェアでは、Sybouz、Outlook、 Notes/Domino、・ ・ ・ などがメジャーです。
また、無償で利用できるグループウェアにはつぎのようなソフトウェアがあります。
phpGroupWare 日本語版 : http://www.itheart.com/phpgw/
Group Session : http://www.gs.sjts.co.jp/
penguin Office 2 for web : http://www.penguin.ne.jp/
SkyBoard : http://www.tms-px.co.jp/sky/sky.html
La!cooda WIZ : http://wiz.syscon.co.jp/
La!cooda WIZ の Linux 版を FadoraCore2 にインストールする手順を説明します。インストール作業は、すべてGUI 環境(GNOMEデスクトップ)で行います。インストールするソフトウェアもすべて RPMパッケージを利用しますので簡単にできます。
また、ここではオフィスや学校のLANで使用することを想定しています。セキュリティー対策は書いていません。
ネットワーク管理者の方は、利用環境に応 じたセキュリティー対策をしてください。
※ La!cooda WIZ (らくーだ・ウィズ)は、株式会社システムコンサルタンツの開発した グループウェアです。
URL : http://wiz.syscon.co.jp/
商用(販売など)目的でないユーザーがインストールして利用する場合は、従来ど うり無償で利用できます。
必要な もの
La!coodaWIZ をインストールして利用するための環境
サーバーマシンの要件ですが、CPUは Pentium または Celeron 400MHz 以上、メモリーは256MB を推奨 ( 最低 64MB )、HDD
容量は明記されていませんが 3GB ( Linux + ソフトウェア + データ領域 )以上あれば試用するには充分でしょう。
インストールしてテストした環境です
| マシン A |
マシン B |
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|
CPU |
Celeron 533MHz ( Socket
370 ) |
Pentium4 1.4GHz ( Socket
423 ) |
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メモリー |
128MB ( PC-100 SD-RAM) |
RIM 256MByte (
PC-800/45ns ) |
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マザーボード |
FreeTech B6F215B |
Asustek P4T-M |
|
グラフィックカード |
オンボード |
Leadtek
WinFast GeForce256 DDR-32MB |
|
ネットワークカード |
オンボード Raaltek RTL-1839C |
3Com90 |
| ハードディスク |
Seagate ST-34 |
|
| CD-ROMドライブ |
Slim CD-ROM Drive 東芝 |
RICOH MP7063A
CD-R/W ATAPI |
| フロッピードライブ |
なし |
3.5
インチ2モードFDD |
|
キーボード |
英語 105 キーボード |
英語 105 キーボード |
|
マウス |
Logicool TrackMan marble FX |
Logicool
TrackMan
marble FX |
|
ケース |
C-138 リバティー |
BSCC-MA1 バリューウェーブ |
A FedoraCore2 Linux
OSの Linux は、FedoraCore2 Linux を利用しました。( FedoraCore1 と 2 で動作確認済み )・ Linux 系の月刊誌の付録 CD-ROM や DVD-ROM を入手することで利用できます。
・ FedoraCore の公式サイトから「インストール用CD-ROM」のISOイメージを無償でダウンロードできます。
C La!cooda WIZ
La!cooda WIZ の開発・配布元の株式会社システムコンサルタンツの Webサイトからダウンロードします。
ダウンロードのページで「La!cooda WIZ の使用許諾書」に同意できればダウンロードすることができます。
Linux の準備
FedoraCore 2 のインストールは次のような仕様で行いました。
すでにインストール済みの場合は次のセクションにスキップしてください。
※ ハードディスクのパーティションは、大容量ディスクを使える場合はパーティションを適切に分割してください。
Language Selection インス トール時に使用する言語を選択 ( Japanese ) インストールの種類 「ワークステーション」選択 ディスクパーティションの設定 「Disk Druid を使用して手動パーティション設定」 ディスクの設定 /var を共有に使うので、/var を最大限の容量に設定する
事例 / : 3〜4GBぐらい
/var : 残ったHDD領域全部
swap : サーバーのRAM の 1.2〜2倍の容量ネットワークの設定 固定IPアドレスを設定:192.168.0.22 ネットマスク 255.255.255.0
ホスト名: celeron
デフォルトゲートウェイ: 192.168.0.1 ルーターのIPアドレス
DNS : 加入プロバイダーのDNSサーバーのIPアドレスセキュリティーの設定 「ファイアーウォールなし」 パッケージグループの設定 ワークステーション
「カスタマイズ」を選び必要な以下のパッケージを追加する
・ GNOMEデスクトップ環境
・ Webサーバ
・ SQLデ−タベースサーバブートディスクの作成 作成する ( FD1枚 ) Xのカスタマイズ デフォルト設定
※ X-Window は、La!cooda WIZ では利用しませんが、デスクトップ環境を使いたい方はインストールしてください。
連携す るソフトウェアのインストール
FedoraCore2 Linux をインストール後、La!coodaWIZ をインストールする前に、連携させるソフトウェアをインストールします。
Apache、PHP4、PostgreSQL を連携させますが、すでに FedoraCore2 と同時に3つをインストールしてあれば設定だけで終わりです。もしもインストールしていなければ、CD-ROMからインストールします。
@ Apache、PHP4、PostgreSQL がすでにインストールされているか確認
RPM コマンドを使いすでにインストールされているか確認するA Apache をインストールする ( httpd-2.0.XX がインストールされていない場合 )
上記のコマンド実行結果では、すでにインストール済みです。
<< Apache がインストールされているか確認する>>
[root@fedora2 root]# rpm -qa | grep httpd
httpd-2.0.50-2.1
httpd-manual-2.0.50-2.1
system-config-httpd-1.2.0-3
<< PHP4 がインストールされているか確認する>>
[root@fedora2 root]# rpm -qa | grep php-4
php-4.3.8-2.1
<< PostgreSQL がインストールされているか確認する>>
[root@fedora2 root]# rpm -qa | grep postgresql
postgresql-server-7.4.2-1
postgresql-libs-7.4.2-1
postgresql-7.4.2-1
CD-ROM #
# mount /mnt/cdrom
# cd /mnt/cdrom/RPMS/
# rpm -ivh httpd-2.0.50-2.1
# cd /
# umount /mnt/cdrom
# mount /mnt/cdrom
# cd /mnt/cdrom/RPMS # rpm -ivh php-4.3.8-2.1 # cd / # umount /mnt/cdrom |
C PostgreSQL をインストールする ( PostgreSQL-.XX がインストールされていない場合 )
# mount /mnt/cdrom
# cd /mnt/cdrom/RPMS
# rpm -ivh postgresql-*
# cd /
# umount /mnt/cdrom
連携す るソフトウェアの設定
上記の3つのソフトウェアは、La!cooda WIZ の部品として利用するために、以下の「連携させるための設定」をします。
@ PHP の設定ファイル /etc/php.ini をエディターで設定
/etc/php.ini の317行目、 809〜813行目の行頭にある ; (セミコロン) を削除して設定を有効にします。
※ 行頭の行番号は、変更ヶ所の説明のために付けています。実際の設定ファイルには行番号はありません。
<< 途中を省略 >>
; You should do your best to write your scripts so that they do not require
; register_globals to be on; Using form variables as globals can easily lead
; to possible security problems, if the code is not very well thought of.
317 ; register_globals = On <-- On に設定する
<< 途中を省略 >>
[mbstring]
809 ; mbstring.internal_encoding = EUC-JP
810 ; mbstring.http_input = auto
811 ; mbstring.http_output = SJIS
812 ; mbstring.detect_order = auto
813 ; mbstring.substitute_character = none;
<< 途中を省略 >>
<< 途中を省略 >>
# AddDefaultCharset ISO-8859-1 <-- 行頭に # を付ける << 途中を省略 >> ## La!cooda WIZ section 2004/07/21 ## <-- コメントを付けるとメンテしやすい <IfDefine HAVE_PHP4> LoadModule php4_module modules/libphp4.so LoadFile /usr/lib/php4/pgsql.so </IfDefine> << 途中を省略 >> |
# /etc/rc.d/initrd/httpd start
# chkconfig --level 345 httpd on |
B PostgreSQL は起動させてコマンドラインから設定
PHP のアプリケーションからPostgreSQL へアクセスを可能にする設定をする。
/var/lib/postgresql/data/pg_hba.conf の以下の行の行頭にある # を取る(48行目)。
48 #host all all 127.0.0.1 255.255.255.255 trust
PHP 起動時にデバッグ表示しない設定と TCP/IP 経由の接続を許可する設定をする。
/var/lib/postgresql/data/pg_hba.conf の以下の行の行頭にある # を取る。
30 #tcpip_socket = true
122 #silent_mode = true
PostgreSQLを起動させる。
Linux の起動時に PostgreSQL を自動起動させる設定をします。
# chkconfig --level 345 postgresql on
# /etc/rc.d/initrd/postgresql start
La!cooda WIZ のインストール
ダウンロードした La!cooda WIZ のソフトウェアを root 権限で解凍・インストールします。
インストール用スクリプトを実行して、表示される質問に答えるかたちで設定をします。
質問による設定事項は次のとおりです。
@ インストールする
- Apache のドキュメントルートのパス
- サーバー名
- Apache の実行ユーザー
- データベースのユーザー
# cd /usr/local/src
# tar zxvf lacoodawiz/wiz_linux_1.1.3.tar.gz
# cd wiz
# su - postgres $ cd /usr/local/src/wiz $ ./postgres.sh スクリプト postgres.sh 実行する ・・・・・・・ Name your database.(default:masters) -> masters データベース名を master という名前にした。 Name database username,(default:nobody) -> nobody データベースに接続するユーザーは nobody La!cooda WIZ のためのデータベースが生成される。 $ exit # |
B La!cooda WIZ の基本設定用スクリプトを実行する
スクリプト /usr/local/src/wiz/root.sh を実行すると /var/www/htlm/wiz/gw.php が自動生成される。
※ サーバー名をあらかじめ設定してある場合は、そのサーバー名を設定する。
# ./root.sh
Where is DocumentRoot of Apache? -> /var/www/html ドキュメントルートを設定する
wheat is your server name?(default:localhost) -> localhost サーバー名を設定する
Name httpd username.(default;nobody) -> apache Apache の実行ユーザーを設定する
Name database username.(default:nobody) -> nobody データベースのユーザーを設定する
(/etc/hosts を参照する。) サーバー名を決めていない場合は、localhost にしておく。
スクリプト /usr/local/src/wiz/root.sh で生成された gw.php を変更したい場合は、再度 root.sh を実行すればよい。
以上の設定事項は /var/www/htlm/wiz/gw.php に保存される。
※ $_ROOT_URL_ は、テスト環境のためサーバー名を IPアドレスに置き換えています。
<?
$host = "localhost";
$masterdb = "masters";
$db_user = "nobody";
$db_password = "";
$db_port = "5432";
$admin = "";
$maxfilesize = "5242880";
$hostname = "localhost";
$db_type = "PostgreSQL";
$os_type = "Linux";
$savefile_path = "./files/";
$_ROOT_DIR_ = "/var/www/html/wiz/";
$_ROOT_URL_ = "http://192.168.0.100/wiz/";
?>
ログイ ンする
@ LANにつながったWindows のPCのブラウザーで接続する
URL : http://[サーバーのIPアドレス]/wiz/
事例: http://192.168.0.22/wiz/

このパスワードは管理者用のデフォルト値なの で、ログイン後に変更すること!
ログインすると次のような グループウェアの画面が表示されて利用できます。
↑ 画面左側のメニューがら作業項目をクリックして選び、開いた右側のぺージに詳細な情報を記入します。
まず最初に管理者パスワードを変更して、利用者をユーザー登録をします。
使い方
La!cooda WIZ の使いかた、オフィスでの導入方法については、公式ページや開発元の株式会社システムコンサルタンツのページを参考にしてください。
使いかたと事例 : La!coora WIZ の公式ページの「機能説明」をごらんください。
FAQ : FAQ ( よくある質問 )
● 日経 Linux の紹介記事
月刊誌「日経 Linux」2004年2月号に、特集記事でかんたんな説明が掲載されています。
● La!cooda WIZ ファンクラブ
La!cooda WIZ の公式ページから「La!cooda WIZ ファンクラブ」のページにリンクが張られています。
http://wiz.syscon.co.jp/xoops/modules/newbb/La!cooda WIZ の運用技術を学ぶことができるサイトです。
【 社内運用ルールもつくろう 】
グループウェアはメンバー全員が情報共有の「掲示板」として使うことでパワーを 発揮します。実際にグループウェアを導入する場合は、社内情報伝達手段と位置付けるための「社内運用ルール」をあらかじめ準備しましょう。
「グループウェアの操作手順」の練習をする時に、「社内運用ルール」をいっしょに教えてしまうと円滑に利用できます。たとえば最低限「出社したらまずスケ ジュー ル表を確認する。」「新しいスケジュールが確定した時点で即記入する。」などです。
メモ
Linux や FreeBSD で利用できるグループウェアは、以前にもテストでインストールしたことがありました。はじめて一般的な会社の部・課レベルのネットワークで試用した時は、 サイボウズ社のグループウェアが使いやすく感じました。
グループウェアはオフィスの業務活動に密着した用途のソフトウェアなので、できればサポート・安心 ・ ・ ・ を買うという観点から商用ソフトをおすすめしたいところです。しかし、中小企業や小規模オフィスなどでパソコン・ネットワークの管理者がいない環境では、 投資効果のわからないグループウェアの導入は困難です。そこで、まず最初に商用版グループウェアの「お試し版」や、フリー版のグループウェアで評価テスト す るこ とをおすすめします。このページで紹介した La!cooda WIZ はそういう状況でのテスト導入にはピッタリです。
自社内で評価期間を決めてテスト導入をして、メリット、問題点、管理方法・・・などを評価検討したのちに、本格導入すればよいわけです。商用目的でないの で、自社内での責任・管理でインストール・運用するのなら、そのまま無償で利用できます。また、サポートや管理が必要であれば有償版を購入して安心して利 用を続けることができます。
謝 辞
使いやすくてインストールの簡単な La!cooda WIZ を公開してくださった株式会社システムコンサルタンツさんには感謝しています。また、今までの開発やメンテナンスに参加された関係者の皆さんにも感謝して います。
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