Red Hat 系 apt コマンドについての補足

Updated : 2004/03/14      


■ apt コマンドについて情報を追加します
 このページでは、apt コマンドについていくつかの追加情報を書いています。
apt  コマンドのインストール手順など基本事項については、前のページをごらんください。

■  このページの情報は自己責任でご利用ください

 このページの情報は、イン ターネットで公開されている情報などを基に書いていますが、RedHat 社などのベンダーの公式情報ではありません。また動作や機能を保証するものでもありません。このぺージの記事は、実行事例または利用事例として自己責任で 利用してください!
 本記事によって発生した障害や損害については、 いかなる補償や賠償を負いません。



■ このページのメニュー
    1. 不要な rpmバイナリーファイルを削除する 
    2. Linux カーネルはアップデートできるか? 
    3. apt コマンドのメンテンス 
    4. Fedoracore 1 の apt コマンドは使えるか? 
    5. apt はいつまでサポートされるのか? 


 不要な rpmバイナリーファイルを削除する

 apt コマンドを利用すると、OSにインストール済みの rpm パッケージを、最新版に自動的に更新してくれます。
更新の過程では、最新版の rpm パッケージのバイナリ・ファイルを順次ダウンロードしてのち、更新 ( rpm -Uvh )
します。そのために、ダウンロードした rpm パッケージは、/var/cache/apt/archives 以下のディレクトリに蓄積されます。

apt コマンドでダウンロードした rpm パッケージファイルは、次のコマンドオプションで削除することができます。


# apt-get clean


 ● 実際に上記のコマンドオプションを使い、インストール済み rpm バイナリーパッケージを削除しました。


不要なrpmパッケージを削除したあとのグラフ
※  HotSaNIC によるディスク領域 /var の時間モニターグラフ

  上記のグラフは、当サーバーの /var パーティションのハードディスク利用状況をモニターしたものです。
このグラフでは apt の削除オプションを実行した結果、白色マークの約200MBの使用領域を解放できました。
  ( /var にはサーバーのログとダウンロードした rpm パッケージが収納されます。ハードディスクの茶色の使用領域がしだいに増えて、グリーンの未用領域が減っています。apt コマンドは2003年秋から利用しました。)

apt コマンドを利用して更新後、問題がなければメンテナンス時に削除オプションを実行するといいでしょう。

 補足: グラフのWebサーバーは、当自宅サーバーに利用している RedHat Linux 8 で運用しています。
     削除されたパッケージはサーバーに apt コマンドでダウンロードされたものです。 )
   URL :  http://whzat.minidns.net/monitor/ 


 Red Hat Linux のカーネルはアップデートできるか?

 Fresh RPMS の apt コマンドでは、 rpm パッケージは自動更新ができます。
Red Hat Linux 用最新版カーネルは、rpm バイナリ・パッケージとして apt を管理するFTPサーバー上に用意されています。

URL : http://ayo.freshrpms.net/redhat/9/i386/updates/RPMS/
通常の rpm パッケージをアップデートするデフォルト設定では、カーネルのアップデートはできません。

● カーネルのアップデートは手動作業で

 カーネルを最新版に更新する場合は、apt コマンドを使わずにRed Hat Linux 公式サイトから最新版をウンロードして、手作業でインストールすることをおすすめします。手作業では、 md5sum でダウンロードしたファイルの確認ができるメリットがあります。
万が一、カーネルのアップデートに失敗すると、まったく Linuxを起動できなくなる危険があるからです。


Red Hat Linux 公式サイトのサポートページ
http://www.jp.redhat.com/support/errata/RHSA/RHSA-2003-417J.html#Red%20Hat%20Linux%209

Red Hat Linux カーネルの最新 rpm バイナリーパッケージがダウンロードできる公式サイトです。
ダウンロード後のインストール手順も書かれています。




 apt コマンドのメンテンス

● トラブル対策
 apt コマンドでは、/etc/apt/source.list の設定した FTPサーバーから、更新された rpm パッケージファイルをダウンロードするしくみになっています。
apt のコマンドを実行中にエラーが出た時には、オプション --fix-missing 、--list-clean が使えます。
くわしいオプションの使い方は、--help オプションや man を参照してください。




  Fedoracore 1 の apt コマンドは使えるか?

 2004年3月の時点では、FedoraCore1 でも apt コマンドをテストしたが、毎回実行中にエラーを発生して1度も成功しません。
FedoraCore で apt コマンドを利用する場合は、公式サイトの最新情報を把握した上で注意深く実行してください。

● FedoraCore での apt 用FTPは2系統

  FedoraCore で利用できる apt の RPM パッケージを配布するサイトは次の2つです。
source.list に設定された FTP サーバーのアドレスを確認してください。

1、freshRPMS のサイト  http://freshrpms.net/

Red Hat Linux ユーザーに apt for RPMS を以前からサポートしているサイト。
FedoraCore 用に apt の RPM パッケージも配布している。


2、Fedora公式サイト   http://download.fedora.us/ 

「FedoraCore の配布CD-ROM 」に収録されているバージョン以降の apt の RPM パッケージも配布している。

  ※ source.list へ次の設定を追加する必要がある。
          http://download.fedora.us/fedora fedora/1/i386 os update stable


FedoraCore 0.95 と FedoraCore 1 で apt を実行トしたが、更新された rpmパッケージをダウンロード終了後、インストール実行中にエラーを発生します。FreshRPMS と Fedora公式サイトの両方に用意されていた rpm パッケージもエラーが出ます。
 ( エラーメッセージは、2つのバージョンの RPM パッケージが重複してインストールされているという趣旨です。)

● Fedora JP Project Wiki で日本語情報

Fedora について日本語で読むことのできるサイト :: http://fedora.jp/wiki/



 apt はいつまでサポートされるのか?

 2003年3月の時点では、apt for RPMS は Red Hat Linux6.2 以降 と FedoraCore1 で利用できます。
apt コマンドは、RPM パッケージを管理する配布元と、サポートするコミュニティーの支援があってそのパワーを発揮します。

 一方でフェドラ レガシープロジェクト( Fedora Legacy Project )というコミュニティーレベルでのオープンソース・プロジェクトが立上げられました。すでにサポートの終わっている旧バージョンの Red Hat Linux の継続的なサポートを、 RedHat 社はこのプロジェクトを間接的にサポートする姿勢です。

Fedora Legacy Project : http://fedoralegacy.org/

 今までオープンソース活動に貢献してきた Red Hat 社とコミュニティーに感謝しつつ、今後のフェドラレガシープロジェクトの活発な活動に期待しています。


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