パソコンの時刻を正確に保つ方法

Updated : 2007/09/26     
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NTPを利用してパソコンの時刻を正確に保つ
WindowsXPで時刻を正確に保つ方法
パソコン内臓時計を正確に保つ方法を説明します
パソコンの内臓する時計はあまり正確ではありませんが、インターネット上にあるNTPサーバー(標準時間を返送するサーバー)を利用して校正しています。WindowsXP の場合は、デフォルト設定で7日ごとにNTPの正確な時刻に校正します。
このページでは、デフォルトのNTPサーバーを変更し、さらに校正の時間間隔を調整して時刻をより正確に保つ方法を説明します。
このページのインデックス
    1. パソコン内臓時計はどんなもの?
    2. NTPサーバーを変更する
    3. 時刻同期間隔を変更する
    4. すぐに時刻を更新するコマンド
    5. 時刻を正確に保つヒント
    6. NTPサーバー情報

 パソコン内臓時計はどんなもの?

パソコンの時計は水晶振動子を使っている

パソコン内臓時計は水晶振動子を使用しているので比較的正確なのですが、やはり少しづつ時刻が進んだり遅れたりします。パソコンのコストを下げるため、水晶振動子の精度は安い腕時計と同じ程度です。1日に数〜数十秒t程度のズレは避けられません。

パソコン基板にある水晶振動子の写真 写真の金属製の細長い部品が時計用水晶振動子です。

パソコンの時計を標準時刻に同期する
パソコンの時刻をなるべく正確に保つために、一定時間ごとに標準時刻に同期する方法が使われています。
WindowsXP の場合、毎週1回インターネット経由でマイクロソフト社のNTPサーバーに同期させて時刻あわせをします。つまり毎週1回だけ正確な時刻 に設定されるしくみになっています。これによって、1週間単位での時刻のズレはある範囲内におさまっているのです。
ただし、NTPサーバーに接続ができない場合は、同期できずどんどん時刻がズレてしまうわけです。ちょうど電波時計は電波時報で正確な時刻に修正できるが、電波の届かない環境では(ズレが修正されず)ズレが大きくなってしまう状況と同じなのです。

NTPサーバーとは?

PCが、NTPサーバーから標準時の情報を取得する図

 NTP サーバーについて

 NTP ( Network Time Protocol )はネットワークを通じて時刻を伝えるしくみです。インターネット上にはUT(協定世界時) を配信する NTPサーバーが用意されているので、パソコンで正確な時刻を知るには NTPサーバーに問い合わせればよい。
NTP の通信では、ネットワーク経路での信号の遅れは自動的に補正される。

パソコンの内臓時計を定期的にNTPサーバーに同期することで、時刻のズレを少なく保つことができる。また一定時間内の同期回数を増やすことで、時刻のズレをさらに少なくできる






 NTPサーバーを変更する

WindowsXP のレジストリに登録されている NTPサーバーはマイクロソフト社の提供するサーバーが利用されます。
このNTPサーバーはマイクロソフト社の Windows製品のすべてに登録されているために、サーバー負荷やネット回線の混雑等によって接続できず、時刻同期ができないことがあります。
こkでは、レジストリに登録されているマイクロソフト社のNTPサーバーを適切な国内のNTPサーバーに変更します。

レジストリの変更・編集作業は細心の注意で実行してください。

時刻サーバーのレジストリを書き換える

1, Windows のレジストリエディタ reedit を起動する
REGEDIT を起動する。

2, HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSYTEM\CurrentControlSet\Services\W32Time\Parameters\NtpServer を開く

3, レジストリ NtpServer に NTP サーバのタイプとURLを登録する
NTPサーバーと時刻同期間隔パラメーターを競っているする画面
書式 :  NtpServer の値 ( NTPサーバー 0x8 )

事例1 : ntp2.jst.mfeed.ad.jp,0x8  (2つのパラメーターはカンマで区切ること)
事例2 : ntp1.jst.mfeed.ad.jp,0x8 ntp2.jst.mfeed.ad.jp,0x8 (複数のNTPサーバーをスペースで区切って入力する)

NTPサーバー: インターネット上で公開されているNTPサーバの URL または IP アドレス
例 : ntp1.jst.mfeed.ad.jp
ntp.jst2.mfeed.ad.jp
 その他ローカルなNTPサーバーのアドレスをセットできる。

 ※ NTPサーバーはなるべくネットワーク的に近いローカルなサーバーを探して登録するとよい。

ここで登録するNTPサーバーは、プロバイダーの提供するサーバーがおすすめですが、ない場合は公開されているNTPサーバーを以下のウェブページから探してください。
一般に、外国よりも日本国内にあるNTPサーバーの方がネットワーク的に近くにあります。



 時刻同期間隔を変更する

WindowsXP の自動時刻更新は、レジストリ設定により毎週1回に設定されています。
パソコンに内蔵されている時計の水晶振動子を使っていますが、時刻更新後はしだいに進み/遅れが大きくなります。
そこで、デフォルト値の毎週(7日に)1回の時刻校正を、1日2回(12時間毎)の更新に変更して時刻のズレを少なくします。

時刻同期間隔のレジストリを書き換える

1, Windows のレジストリエディタ regedit を起動する
regedit を起動する
2、HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSYTEM\CurrentControlSet\Services\W32Time\Timeproviders\NtpClient を開く

3、レジストリ SpecialPollInterval に更新間隔 ( 秒数 ) を登録する
同期時間間隔を12時間に設定した。
  値の表記を 10進数に設定して入力する。

間 隔
SpecialPollInterval
メ モ
  7 日
604800
デフォルト値
  3 日
259200

  1 日
86400

 12 時間
43200

  6 時間
21600

  ※ SpecialPollInterval 値は、更新時間を秒単位で表した数値。( 例: 1時間 = 1 時間 x 60分 x 60秒 = 3600 )


 すぐに時刻を同期するコマンド

すぐに時刻を同期するコマンド


w32tm /resync   ( コマンドプロンプトで実行可能 )



方法 1、「ファイル名を指定して実行・・・」する方法

時刻同期コマンド w32tm_resync
方法 2、DOS 窓を開いて実行する
DOS窓で w32tm /resync を実行する
 ※ DOS窓からコマンドを実行すると実行結果が確認できます。
 


 時刻を正確に保つヒント

時間のズレは更新時間間隔を調整して減らす

パソコンの時計をより正確な時間に保つためには、NTPサーバーと同期する時間間隔を短くします。
LANの環境でパソコンを使う場合は、同期する時間間隔を短くすることでネットワークのトラフィックは増えます。そのため、企業や学校のLANなどパソコン台数が多い環境では、事前に管理者に相談して適切な時間間隔を設定してください。

パソコン内臓電池を点検する

パソコン内臓時計の時刻のズレが大きい場合は、パソコン内の電池が消耗している可能性があります。
パソコン内部のマザーボード上にセットされているボタン型リチウム電池 CR2032 を新品に交換します。
マザーボードにセットされたボタン電池
CR2032 ボタン電池
 ※ リチウム電池 CR2032 は電気店やカメラ店で入手できる。



 NTP サーバー情報

NTPサーバー(時刻サーバー) はインターネット上に多数ありますが、なるべくネットワーク的に近いプロバイダーのNTPの利用をおすすめします。より精度の高いNTPサーバーは、同期の問い合わせが殺到するので接続ができない場合もあります。

日本標準時

独立行政法人情報通信研究機構によるウェブサイトで、標準時刻とパソコン内臓時計のズレを知ることができます。
http://www3.nict.go.jp/cgi-bin/JST.pl

NTP サーバ 一覧、関連情報

プロバイダ別 ntp サーバーリスト
http://sonic64.com/2004-12-02.html

NTP/推奨公開サーバ
http://wiki.nothing.sh/40.html

NTP サーバー一覧
http://www.venus.dti.ne.jp/~yoshi-o/NTP/NTP-Table.html

メジャーな NTP サーバーはアクセスが殺到する

福岡大のNTPサーバがアクセス集中で悲鳴
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0501/21/news059.html




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